鵜呑み行進曲

嫌がらせの体験記

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20年以上、嫌がらせ被害が続いている。
前の勤務先の男子の、腹いせによる嫌がらせである。
近所連中は、その嫌がらせ犯のデマを鵜呑みにし、
20年も前の噂を、昨日のことのように現在形で言い続け
私を最低のアホ呼ばわりしている。


年月が経とうが噂は治まることはない。
会社や近所に新しい従業員や住人が入って来るたびに
噂を教えることで再燃する。
仲良くなるために悪口は、
恰好のコミュニケーションツールになる。


噂のイメージを勝手に膨らませ、伝言ゲームのように
思い思いに伝えている。


嫌がらせ犯の、勝手に解釈した思い込みや作り話を
鵜呑みにする者達が、延々と拡散し続けている。


嫌がらせの目的は、相手を精神的に追い詰め、
ダメージを与えることである。


噂を鵜呑みにし、悪く言う事は
嫌がらせ犯の思う壺である。
嫌がらせの手伝いをし、道具になり、
操り人形になっていることも
分からない、間抜けで情けない行為である。


これは嫌がらせではなく事実だと思いこまされ、
自分が間違っているとは微塵も思わない。
自分の目で見て聞いた訳でもないのに
簡単に鵜呑みにし、あろうことか、それを言い触らす。
こうして、鵜呑みにする者達がウイルスとなり、
どんどん噂を広め続けている。


アホは、事実を確かめるのに
嫌がらせ犯や噂を鵜呑みにした者に確かめる。
子供が思いつくような悪口を、いい大人が鵜呑みにし、
子供の苛めと同じ事をしている事が分からない。


悪評は、誰も聞く耳を持たなければ何の問題もない。
が、それを鵜呑みにする者がいることが問題である。


噂は、聞いた者の本質を炙り出す。
いろんな会社に行ったが、噂を聞いた者の醜態を
嫌という程、見る事になった。
噂を聞いた時に、どう言動するかで、その者の真価が問われる。


噂される方が悪いと、噂にもならない者が言う。
「火のない所に煙は立たぬ」と言う者に
私が腹を立て、その者のデマを言い触らしても
「火のない所に煙は立たぬ」と言えるのだろうか?


自分は、人に後ろ指を指されるような事はしていないから
悪口は、あくまで言う側で、言われる側ではないとでも
思っているのだろうか?


嫌がらせは、決して他人事ではなく
明日にでも、ちょっとした事で誰かの恨みを買い
誰でも嫌がらせ被害者になり得る。