鵜呑み行進曲

嫌がらせの体験記

隣近所

隣近所の関心ごとはコロナより私の話題である。
嫌がらせが始まった当初、近所に噂の事を聞いた事がある。


昔から知っている人に私の噂を聞いてないか尋ねると
聞いていないと言い、聞いたら教えてあげると言ってたが、
隣の家にわざわざ訪問して
「やっぱりへんな顔してたわ」と言っていた。
近所にも「自分がへんな顔してんの分からんねんて」
と言い触らしていた。


斜め向かいのTに「私の話を聞いてると思いますけど」と問うと、
「何を根拠にそんな事いうのか知りませんけど、
私はボランティアもしてますし、
近所同士助け合うものだと思っています」などと言っていたが
家に訪問する者に私の悪口を言い触らしていた。
布団を干すと、「ダニが多いんやなぁ」と
知人に語りながら通り過ぎて行った。
T夫婦は我が家から物音や声が聞こえると、一々窓を開けて覗いたり
外にまで出て見るという暇人である。


裏の家は、私の噂のネタを仕入れると
それを肴に人を呼んで盛り上がるという
情けなさである。


向かいのKの奥さんは20年以上経ってから
急に知り合いから感化され
私の悪口を撒き散らし始めた。
家の前を通る人や訪問者に
気が狂ったように噂を言い触らしていた。
家のリフォーム業者にも
鵜呑みにした情報を、しきりに吹き込んでいた。
私が家に帰ってくると、それを見た業者が
「アホみたいな顔しとるらしーで」と言っていた。